だしがら

ソニックフロンティア

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昔からソニックは敬遠していた。理由は「爆速で駆け抜けてたらステージ堪能できなくない?」
アクションゲームのステージは細かいところまでしっかり作り込まれているもので、それをちゃんと見たいのに爆速で駆け抜けるからそんな暇ないじゃん、という気持ちがあった。

そんな折、RTA in Japanでソニックをやっているところを見かけた。RTA in Japan 2023 Winterのソニック フロンティアのやつ。
ソニックフロンティア - RTA in Japan Winter 20232023/12/26~2023/12/31の間で行われた『RTA in Japan Winter 2023』のソニックフロンティアのRTAです。プレイヤー: ひざ丸 (https://twitter.com/hizamaru_game)カテゴリー: 電脳空間チャレンジ オールステージ Webサイト: ht...https://www.youtube.com/watch?v=eScj6cjrDnk&list=PLFvJYuQufMw52g5C6Qb4XsbV3KBqnb9iG&index=84
これ見てびびっと来て、すごくやりたくなった。ステージ堪能できなくてもいいから自分の操作でソニックのかっこいいところを見たいと思った。でとりあえずSteamのウィッシュリストに突っ込んどいた。
それから2回、セールで安くなった。1回目はなんかまだいいかな……ってなって買わなかったのだけど、2回目のときになんか1本ゲームやりてえなという気分だったので買った。PS5で (PS5版にしたのは折角買ったPS5を全然使っていないから。実際のところPS5でしか遊べないタイトルってほとんどないから買う理由ないね)。

でちょくちょく進めて今日メインストーリーをクリアしたのでとりあえず完走した感想を書こうと思った次第。

とりあえず最初の目的であるソニックのかっこいいところを見るは達成できたのでよかった。ステージの目標の1つにタイムアタックがあるので必然タイムアタックをすることになるんだけど、それをしてる時にいい感じに走れると気持ちよかった。
それとは別に、これは最初の不安を払拭することになるんだけど、ステージに5つのレッドスターリングってのが置いてあって、それは往々にしてタイムアタックしてると見つけられない箇所にあるので、ちゃんとステージを堪能する機会になっていた。
まあよくよく考えたら最初の1回ぽっきりにしなければ堪能するのは全然できるんだけど、そのことに気付いていなかった。
あと今作の新要素である(らしい)、オープンゾーン(普通のコースが鏤められている箱庭)ではアイテムを集めると超爆速で駆け抜けることができて、さらに気持ちよくなれた。

不満点としては、操作説明が全然ないこと、ラストの作りが雑なことがあった。
いくつか特殊なアクションがあるのだけれど、それぞれを最初に使うことになるであろう場面で一度だけヘルプの形で出てからは、あとから見返すことができないし、マニュアルに記載している訳でもないので、思い出せなければ使えずに詰むことになった(具体的にはリングダッシュ)。
もう1つの方はラスボスがただの演出になってしまっていたこと。調べてみたところ難易度設定によってはちょっと操作する機会もあるらしいのだけど、初めてプレイするゲームで縛りプレイをするタイプではないのでそんなことを知る由もなく、あっさりと終わる様を見ることになった。

全体として、最低限の目的は達成できたので満足はしているのだけど、細かい造りが甘くない……?ってなっているので、「シリーズ最高傑作」みたいな記事を見たときは「お前らそれでいいのか……?」となった。

ちなみにこの日記書くにあたって上に貼ったアーカイブを見直したけど、声出た